今日は「クライミングブーツ」についてお話を少々。
お話を少々といいますか、
「Galibier (ガリビエール)」をばらしていきたいと思います。
因みに岡嶋の作業靴を勝手にばらしたわけではないのでご安心を笑
製法はノルウィージャン。
見るからに堅牢な作りですね。
そこは接着とビス止めでしたので
こんな感じにばこっとはずします。
ミッドソールも外すとこんな感じに。
そのときスチールのシャンクが出てきました。
少し見にくいですがアッパーの革が折れて返しになっています。
ステッチダウン的な要素ですね。
引っ張っているのはウェルト。
アッパーの革の間に挟み掬い縫いをしています。
この方法は水の浸入を防ぐ定番です。
マウンテンブーツなだけに返らないようになっています。
通常の道を歩くには固いかもしれませんが、
靴底が曲がらないことで、不安定な場所もつま先などでしっかり歩くことが出来ます。
アッパーも贅沢ですね。
ステッチなどはほぼなく革一枚に近い。
このような専門的な靴は作りも凝っていて
ドレスと違った楽しさがあります。
シューケアマイスター靴磨き工房 三越銀座店はたの
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