磨くという行為が、今思えば小さいころから好きでした。
小学校の頃は図工の授業で切り出した小さな丸太をヤスリを使用して磨き込みました。
しかし、磨き込みに集中し過ぎて作品が疎かになったことを覚えています。
ただ、磨き込んだ木材はとてつもなくさらさらでふわふわでした。
そして、中学になった時はアクリル板で間接照明を作る的な授業があったのですが、
透明なアクリル板が嫌でヤスリで擦り曇らせた覚えがあります。
こちらもつるつるだったアクリル板の触り心地が柔らかくさらさらのふわふわになりました。
もちろん時間に間に合わず、先に終わっていた友人に手伝ってもらい終えたことを覚えています。
大人になっても磨きに縁があるようで、靴を磨いる訳ですが、
最近、家族でブドウを磨きました。
「磨く前」
果物って磨くと綺麗になりますよね。
表面がなだらかになって。
私の作品「磨き後」
日頃磨いてるだけあって、なかなかいい感じに仕上がっています。
「左が嫁磨き後」
嫁に「濃いやつ選んだでしょ」と突っ込まれて
勝ちを狙っている自分が恥ずかしかったです。
「左は長女磨き」
長女に綺麗なのを選んでもらったら見事に嫁の作品をチョイス。
理由は「綺麗だから」
第一回ブドウ磨き選手権
勝ちを狙いに行きましたが見事に破れました。
今日も磨き道に精進したいと思います。