今日で終わりにしましょう。
「EDWARD GREEN」VS「J.M WESTON」
今回は「アイレット周り」
「EDWARD GREEN」
やはり特徴は「スワンネック」
形状が文字通り白鳥の首の湾曲に似ているところから名付けられたもの。
全体的に丸みが強調される他、職人の技として取り上げられます。
続いては「J.M WESTON」
靴のヴァンプに向かって、緩やかな弧を描いて下降して行く…
一般的なステッチライン。
なのですが、下から二つ目のアイレットから角度が変更され外側にステッチのラインが伸びています。
アイレットに近い部分から始まり最後は離れる。
このバランスが絶妙。
靴にシャープさを与えています。
離れてみるとこんな感じ。
ラストの違いは置いておきまして…
アイレット周辺の雰囲気でずいぶん靴の見え方も変わります。
ここまで話すと…
靴底の話もしたくなりますね。
終わりにしようとしましたが延長で(笑)
次回は靴底の違いについて書けたらいいなと思います。
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